こんにちは、シャドーボックス職人のray(@ray_shadowbox)です。
今日からはシャドーボックスの応用編!
一歩踏み込んだ技術を紹介していきます!
今回の記事では、
UVレジン
について解説してみようと思います。
シャドーボックスの作り方【基本編】を知りたい方は、こちらから!
シャドーボックスにUVレジンを使う
じゃじゃん。
遊戯王カードの属性とレベルの表示が、丸く膨らんでいるのが分かると思います。
この部分に使用しているのがUVレジンです!
UVレジンとは?
UVレジン。
日本語で書くと「紫外線硬化樹脂」ですね。
レジン(resin)とは英語で「樹脂」を意味する言葉です。
UVレジンは、通常はドロドロした液体の状態でボトルに入っていてます。
UVライト(紫外線)を当てるとプラスチックのようにカチカチに硬くなります。
ハンドメイド作家さんにはお馴染みの魔法の液体ですね!
こちらは僕がUVレジンで作ったストラップです!
かわいいでしょ!
カードにUVレジンを使う
UVレジン液には「均等に丸く広がっていく」という便利な性質があります。
横から見るとこんな感じ。
カードに乗せただけなのに、まん丸です。
ちょんっと小さく盛ると、カードの上でキレイな半球体状になります!
この性質を上手に利用してみましょう!
レジンの量や球体の位置を微調整しましょう。
レジン液はゆっくりと時間をかけて均等に広がっていきます。
「ここだァーーッ!!!」
理想のポジションにレジンが広がった瞬間に、UVライトを当てます。
20秒ほど当てれば、仮止めは完了です。
こんな感じで、ものが触れたくらいではレジンは傷つかなくなります。
失敗してもレジンは拭き取れる!
「ヤバい!多過ぎた!」
「どうしよう、はみだしちゃった…」
レジンなら、そんなときも安心。
UVライトを当てない限りはただの液体なので、ティッシュで拭けば元通り!
インクが滲んだりすることもありません!
成功するまで、何度でもやり直すことができます!
注意点と対策「気泡について」
UVレジン液は粘土のある液体なので、気泡が入る場合があります。
ガラス細工とかやったことある人は、イメージしやすいと思います!
シャドーボックスのように小さく使う場合には、数秒待てば自然に消える場合がほとんどです。
消えない場合は、爪楊枝などで突いてあげると消失します。
わざと気泡を残して水滴や水しぶきを表現したりすることもできますね!
まとめ
- 紫外線ライトを当てると硬化するUVレジン液を使う
- 微調整や失敗のやり直しがしやすいのでオススメ!
UVレジン液は、Seria・ダイソー・キャンドゥなどの100均でも購入できます。
が、しかし。
安いUVレジンは「時間が経つと黄色く変色してくる」という弱点があるので、手芸屋さんで少しグレードの高いものを購入することをオススメします!
レジンを駆使して、1ランク上のシャドーボックスを目指しましょう!